カナダ、トロントでの学会のニュースによせて

2019/11/14 にホームページ掲載のニュースの内容の中に『2019 年 10 月 30 日から 11 月 1 日のカナダ トロントにて開催された第 32 回国際内視鏡施術コース (32nd International Course on Therapeutic Endoscopy、通称 Toronto Live)内のセッションにて、招聘された欧州の先生お二人に、PuraStat を利用した止血手技について、ご紹介頂きました』とあります。

 

お一人は、お馴染みの Bhandari教授ですが、もう一方の先生は、PuraStat 関係では初登場でしたので、少し調べてみました。

 

Dr John Anderson

Dr John Anderson, Therapeutic Endoscopist and Consultant Gastroenterologist in Cheltenham, Gloucestershire. Dr Anderson has an interest in advanced therapeutic endoscopy, endoscopic training and education. Dr Anderson is the Chairman of the BCSP accreditation and member of BSG Endoscopy Committee. He also has helped support and develop several international endoscopy training and bowel screening programmes in Europe, North America and Australia.

 

この紹介を拝見するところでは、イギリスのグロスターシャーチェルトナム (サウス・ウエスト・イングランドのよく知られた保養地ですね) でご活躍の内視鏡医師でいらっしゃるようです。

 

注目すべきは、彼が Certified Safety Professionals の認定委員 (内視鏡医師の資格取得の可否を認定する委員) の委員長であることと、BSG Endoscopy Committee (英国消化器学会 内視鏡部会) のメンバーでいらっしゃる事ですね。

 

つまりは、間違いなく、イギリス、乃至はヨーロッパを代表する内視鏡医師のお一人だと言うことです。このような方が PuraStat を使用し、高く評価されていることは、イギリスやその他ヨーロッパ諸国だけではなく、カナダにおいても強い印象を与えた事でしょう。(それに Dr. Anderson はヨーロッパだけでなく、北米やオーストラリアでもご活躍のようですから、尚更そうではないでしょうか) 

 

痛感するのは、カナダにおいても PuraStat の販売はゼロからでは無いという事です。ヨーロッパにおける使用実績、更にはそれによる知名度と評価を元に、カナダ市場を攻略できるという事ですね。

 

本格的な販売の開始まで、そう長い時間は必要ないでしょう。来期には、かなり大きめの数字も期待できそうですね。